誕生もちって何なの?

2010年09月21日

みなさまご存知ですか!?

みなさま、なぜ子供が一歳になるときにお餅を背負ったり踏んだりするのかご存知でしょか!?また、お餅を背負うものだと思っていましたが地域によって踏んだりするところもあるようです。いろいろな疑問があったので調べてみました。

一升餅 とは、一般的に一升分1.8kg(厳密には1803.4cm 3 )の量の を丸めた物の事をさす。この一升餅は古来より一歳の誕生日や 還暦 等の節目の祝いや、建前( 上棟式 )等の祝い事に多く用いられてきた。この一升餅は、丸い事から 三種の神器 の一つ「 八咫鏡 (やたのかがみ)」に見立て「 鏡餅 」とも言い、使用方法の違いやお飾りの意味合いにより、地方によりサイズは変わらないものの、一つ丸めや、2つに分けて2段、または3段にしたり、地域により白蛇に見立てとぐろを巻かせた物など形状は異なる。

一つ丸めの物の使用法は、一升と一生を掛けて、「一生丸く長生き出来るように」と願いを込めて、子供の一歳の誕生日のお祝いの時に使用する。また、一生食べ物に困らないように等の意味も込められていると言われている。この意味や祝う方法等は地域や各家庭によって様々だが、一般的には寿や子供の名前を書いた一升餅を1歳の子供に風呂敷や餅袋等で背負わせ、一生の重みを感じさせると言う行事で、立って歩いてしまう子供の場合、わざと転ばせることもある。

他にこの一升餅を「転ばせ餅」と云う所も有るくらい、子供が背負い立てない姿、転ぶ姿を将来への夢や希望の願いを込めて見守る行事もある。また、他に多くみられるのが「踏み餅」と言われる祝い法で、一升餅を大地にたとえ、 草鞋 を履かせ、「大地にしっかり足をつけ歩んで行けるように」と願いを込め、一升餅の上に立たせる方法がある。他にも地域により様々な祝い法があるが、親から子へ受け継がれるものであるため、各家庭の特色がみられる祝いでもある。他に「一生餅」「誕生餅」「立ち餅」「一歳餅」等とよばれる事がある。

同じく還暦や 華甲、古希、喜寿、傘寿、半寿、米寿、卒寿、鳩寿、白寿、百寿、茶寿、珍寿、皇寿、大還暦 の長寿の誕生日祝いの時にも一升餅が用いられる事がある。この場合は紅白の一升餅を使い、「餅」と「持ちがいい」や「長持ちする」にかけて、お飾りをし、誕生日を祝う。祝い後には長寿のご利益を受ける意味で家族で食する。 一升餅を2段、3段にした物は鏡餅と言われ、住宅や建築物の建前、上棟式の際に用いられたり、正月に新年の豊作を祈願する為のお飾りとして用いる。

この一升餅や鏡餅には太陽神の 天照大神 が宿ると云い伝えられており、このお餅自体が天照大神が姿を隠した 天の岩戸 に見立てているので、天の岩戸が開いたように、お祝いで使用された後には一升餅、鏡餅も豊作や将来の円満を願い鏡開きが行われ、餅を切って食べる。

以上が調べた結果でした。何かの折には参考にしてください!(^^)!

参考文献Wikipedia-一升餅

リンク http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%8D%87%E9%A4%85