お中元について

2014年07月01日

お中元 暑くなってきたらそろそろお中元を贈る準備を始める方もいらっしゃるかと思います。

毎年、お世話になっている方に贈るお中元。なぜ夏に贈るのか気になりませんか?

そこでお中元についてまとめました。

お中元の由来

お中元は、三元と呼ばれる年中行事のひとつです。三元とは、1月15日の上元、7月15日の中元、10月15日の下元とされ、道教の思想に由来しています。この三元は、それぞれ3人の天神様の誕生日なのです。昔の人々は、三元にお祝いのお供え物をしました。

また、日本には盂蘭盆会という先祖供養の行事があります。このお盆の慣わしのひとつに、親、親戚、近所の人との間で、お供え物の交換をするというものがあります。それが、現在のお盆の時期に贈り物をやりとりする習慣として定着しています。

お中元に贈ってはいけないもの

  • 刃物

    包丁など実用的なものは喜ばれるだろうと贈りたくなることもあるかと思いますが、縁起が悪いとされるのでいけません。刃物は、縁を切ってしまうという意味合いを持ちます。

  • 文房具

    文房具は一般的に奨励の意味合いも込められています。お中元はお世話になった目上の人に贈るものです。文房具を贈るということは目上の人に対して、上から目線になってしまうことになります。

  • 履物

    履物は、踏みつけるものですので、贈り物にふさわしくありません。履物には、靴下、靴なども含まれています。

  • 嗜好が分かれるもの

    親しい間柄でなければ、嗜好が分かれるようなものは避けたほうが無難です。例えば、お酒が飲めない方にお酒を贈るといったことになってしまっては、貰う方が困ります。

暑さが本格的になる時期には、普段なかなか食べる機会のない冷たい和菓子などが喜ばれるかと思います。冷やして美味しく頂ける生クリーム大福がおすすめです。

当店の生クリーム大福は、お子様からお年寄りまでご家族みんなに喜ばれますので、お中元などの贈り物にぴったりです。