誕生餅(一升餅)はいつ・どう準備したらいいの?

1歳の節目を、家族みんなであたたかく迎えるためのコンパクトガイドです。
日程や量、のしの書き方から当日の進行まで、初めてでも迷わない要点だけをまとめました。
あくまで一例ですので、参考にされてください。
いつやる?
基本はお誕生日当日、または前後の週末でOK。
祖父母が集まりやすい昼間に設定すると写真も明るく、子どもの体調管理もしやすいです。
午前のお昼寝後〜15時ごろがベスト。
どれくらい用意する?
一般的なのは一升(約1.8kg)。
演出重視なら丸一升餅、配りやすさ重視なら小分けの紅白餅も人気です。
いけがみでは名入れ・日付入りも承れます。
のしと包み
表書きは「初誕生」または「祝 初誕生」。
水引は紅白の蝶結び。名入れはお子さまの名前、下段に日付を書くのが一般的です。
贈り物として親族へお分けする場合も同様で大丈夫。
準備チェック
餅(丸/小分け・名入れの有無)/背負うもの(風呂敷 or リュック)/のし紙/包丁・まな板(切り分け用)/個包装袋/カメラ・ビデオ/敷物(転倒対策)/保冷材(夏場)。
当日の流れ
1)開会:「今日は〇〇の1歳をみんなでお祝いします」
2)由来紹介:「一升=“一生”の語呂で、健やかな成長を願う行事です」
3)背負う:風呂敷や小さめリュックで短時間。無理はしない
4)一歩の儀:立てなくてもOK。つかまり立ちや抱っこ写真でも十分
5)記念撮影:家族→祖父母→全員
6)餅を切り分けて配布
7)締め:「本日はありがとうございました」
よくある不安Q&A
Q. 泣いてしまったら?→まずは抱っこで記念撮影だけでも。ダミーの軽量餅で代用も可。
Q. 服装は?→動きやすい普段着+よだれかけでOK。足元は素足が安全。
Q. 安全面は?→敷物を敷き、テーブル角を避け、周囲は大人が囲んで見守りを。
余ったらどうする?
小さく切って1個ずつラップ→密閉袋で冷凍。
食べるときは自然解凍ののち、トースターで軽く焼くか、電子レンジ5〜10秒ずつの加熱が失敗しにくいです。
お赤飯やぜんざいに入れるアレンジもおすすめ。
まとめ
「完璧」を目指すより、「いまの1歳」を残せたら大成功。
家族が笑って集まれる段取りさえ整えば、背負えた・歩けたにこだわらなくて大丈夫です。